“朝うんち”が健康のバロメーターってホント?

こんにちは、腸活のお弁当屋です。
突然ですが、みなさんは朝、スッキリうんちできていますか?
「いや、そんなこと急に聞かれても…」
「毎日じゃないけど、まあ大丈夫じゃない?」
——と思った方、実は“朝うんち”はあなたの健康状態を映すバロメーターかもしれません。
今回は、ちょっと恥ずかしいけど大切な「うんちと健康」の関係、
そして“朝うんち習慣”を作るコツを、やさしくご紹介します。
なぜ“朝うんち”がいいの?
私たちの体は1日のリズム(体内時計)に合わせて働いています。
腸も例外ではなく、特に朝は腸のゴールデンタイム。
🔹 朝は腸が動きやすい時間帯
睡眠中、腸は食べ物を消化・吸収しながら、不要なものをまとめて“朝の排出”に向けて準備します。
朝起きたときに、体が自然と「出したい!」と思えるのは、この準備が整ったサイン。
逆に、朝うんちが出ない日が続くと、老廃物が腸内にとどまり、腸内環境が悪化 → ガスや便秘、肌荒れなどにもつながります。
🔹 健康な“朝うんち”の目安
・形:バナナ1〜2本分
・におい:強すぎず、やや発酵したような匂い
・するっと出て、残便感なし
これはあくまで目安ですが、「出やすさ」と「見た目」は健康チェックのヒントになります。
“朝うんち”が出ない原因は?
「夜はちゃんと寝てるし、食事もそこそこなのに…」という方でも、
朝うんちが出にくいのには理由があります。
① 食物繊維・発酵食品不足
腸を動かすためのエサ(食物繊維)や、腸内環境を整える発酵食品が不足すると、便が硬くなったり、腸の動きが鈍くなります。
② 水分不足
水分が足りないと、便がカチカチに…。
特に朝は寝ている間に汗をかくので、体が軽く脱水状態になっています。
③ 朝の時間がバタバタ
朝起きてすぐ家を飛び出すような生活だと、腸が“排出モード”に切り替わる前に時間切れに。
④ ストレスや自律神経の乱れ
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど神経の影響を受けやすい器官。
ストレスで交感神経が優位になると、腸の動きがストップしてしまいます。
“朝うんち習慣”をつくる5つのコツ
では、どうやって**「毎朝スッキリ!」**を叶えるのか。
今日からできる5つの習慣をご紹介します。
① 朝起きたらコップ1杯の水
・胃に水が入ると、腸が反射的に動き出します(胃結腸反射)
冷たすぎる水は腸を冷やしてしまうので、できれば控えめに。
② 朝食は“腸を目覚めさせる”メニューに
・ヨーグルト+フルーツ
・オートミール+きな粉+甘酒
・全粒パン+野菜スープ
食物繊維+発酵食品を意識すると、腸が喜びます。
③ 夜の食事は腹八分目で
夜遅くに食べすぎると、腸が朝まで消化に追われてしまい、“出す時間”を逃してしまいます。
夕食は就寝の3時間前、量は軽めがおすすめ。
④ トイレタイムを“毎朝同じ時間”に
最初は出なくてもOK。
「朝はトイレに座る」という習慣をつけることで、腸が学習してくれます。
⑤ 腸マッサージ&深呼吸
・おへそを中心に“の”の字を描くようにお腹をマッサージ。
・深呼吸でお腹が膨らむ感覚を意識すると、さらに効果アップ。
発酵食品は“朝うんち”の強い味方
ここで、腸活弁当屋として推したいのが発酵食品。
特に朝に摂ると、腸が活発に動きやすくなります。
🔹 朝におすすめの発酵食品
・甘酒:腸内の善玉菌にエサを与えてくれるオリゴ糖が豊富
・味噌汁:温かさ+発酵パワーで腸を温め活性化
発酵食品は「毎日ちょっとずつ」がコツ。
1種類より、2〜3種類組み合わせるとより効果的です。
“朝うんち”は小さな健康診断
うんちは、体の中の状態を毎日教えてくれる“お便り”のようなもの。
特に朝のうんちは、体が整っている証拠でもあります。
今日からできるチェックポイント
✅ 朝起きたら水を飲んだか
✅ 朝食で発酵食品をとったか
✅ トイレに座る時間を作ったか
「そういえば最近、朝うんちしてないな…」
そんな時は、腸からのSOSかもしれません。
腸を整えれば、体も心も軽やかに。
ぜひ今日から“朝うんち習慣”、始めてみませんか?