甘酒は飲む点滴?夏バテ予防にぴったりな理由

発酵食品のある暮らし

こんにちは、腸活のお弁当屋です。

みなさん、「甘酒」と聞くと、冬の温かい飲み物…というイメージがありませんか?
実はこの甘酒、夏こそ飲むべき発酵ドリンクなんです。

江戸時代には、夏になると甘酒売りが街を歩き、人々は“夏バテ予防”のために甘酒を飲んでいたそう。
ではなぜ、甘酒が夏の体にぴったりなのか——今日はその理由をやさしく解説します。

甘酒は“飲む点滴”と呼ばれる理由

まず、甘酒には大きく分けて米麹甘酒と酒粕甘酒がありますが、夏の健康維持や腸活におすすめなのは米麹甘酒。

この米麹甘酒は、お米と麹を発酵させて作られます。
砂糖を入れなくても自然な甘みがあり、アルコールも含まないのでお子さんや妊婦さんも安心です。

栄養バランスがすごい

米麹甘酒には、私たちの体に必要な栄養素がバランスよく含まれています。

・ブドウ糖:エネルギー補給が早い
・必須アミノ酸:体の修復や筋肉の維持に必要
・ビタミンB群:代謝をサポート
・オリゴ糖・食物繊維:腸内環境を整える
・コウジ酸:美肌効果も期待できる成分

この栄養の組み合わせが、点滴の成分と似ているため「飲む点滴」と呼ばれています。

夏バテ予防にぴったりな3つの理由

① エネルギー補給がスピーディー

夏は汗と一緒にミネラルやエネルギーが失われ、体がだるくなりがち。
甘酒のブドウ糖は吸収が早く、朝の目覚めや疲れた体に素早くパワーを与えてくれます。

② 胃腸にやさしい

夏は冷たい飲み物や冷房で胃腸が冷え、消化機能が落ちやすくなります。
甘酒は発酵の力で消化酵素が豊富に含まれており、胃腸への負担が少なく栄養を吸収しやすいのが魅力です。

③ 腸内環境を整える

甘酒に含まれるオリゴ糖と食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになります。
腸が元気になると免疫力も上がり、夏風邪や食欲不振の予防にもつながります。

🔹甘酒の飲み方のコツ

「甘酒って甘いし、毎日飲んだらカロリーが気になる…」という方もいますが、
工夫すれば夏らしくさっぱり楽しめます。

🔹朝の一杯でパワーチャージ

朝起きて水分補給をしたあとに甘酒をコップ半分〜1杯。
エネルギーがすぐ脳や体に届くので、シャキッと動けます。

冷やし甘酒

・冷蔵庫で冷やすだけでもOK
・炭酸水で割ると爽やかなドリンクに
・無糖ヨーグルトにかけてもおいしい

フルーツ甘酒スムージー

甘酒+バナナ+キウイ+豆乳をミキサーにかければ、
ビタミン・ミネラルも補える腸活スムージーに。

🔹手作り甘酒の魅力

市販の甘酒も便利ですが、手作りだと甘さや濃さを調整でき、何より新鮮。
炊飯器やヨーグルトメーカーがあれば、材料は米麹とごはんと水だけで作れます。

手作りの良さ

・保存料や添加物なし
・作りたては香りも栄養も豊か
・冷凍保存すれば1〜2か月持つ

冷凍甘酒を製氷皿に入れてキューブ状にしておくと、必要な分だけ溶かせて便利です。

🔹甘酒を飲むときの注意点

・一度に飲みすぎない(糖質が多いので1日200ml程度が目安)
・血糖値が気になる方は医師と相談
・酒粕甘酒はアルコールが含まれるので注意

🔹夏こそ“甘酒習慣”を

江戸時代の人たちが夏に甘酒を飲んでいたのは、理にかなっていたんですね。
今の私たちも、冷房や冷たい飲み物で疲れやすい夏こそ、
甘酒で体をやさしくケアするのがおすすめです。

🔹今日からできる甘酒習慣

✅ 朝の一杯でエネルギー補給
✅ 冷やしアレンジで続けやすく
✅ 発酵食品として腸活にも活用

甘酒はただの甘い飲み物ではなく、体を元気に保つ発酵の知恵。
「飲む点滴」のパワーで、この夏を軽やかに乗り切りましょう。

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