子どもも喜ぶ!発酵ジュースって知ってる?

発酵食品のある暮らし

こんにちは。腸活のお弁当屋です。
本日は発酵ジュースのご紹介をします!

発酵ジュースとは?

発酵ジュースと聞くと、「なんだか大人向けのおしゃれな飲み物?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、発酵ジュースは子どもも安心して楽しめる飲み物なんです。
簡単にいうと、果物や野菜に砂糖を加え、自然に存在する酵母や乳酸菌の力で発酵させたジュースのこと。
アルコール発酵が進む前に仕上げるので、お酒の成分はほとんど含まれず、爽やかな甘みと発酵特有のまろやかさが楽しめます。

なぜ子どもにおすすめ?

発酵ジュースが子どもにも人気な理由は、次のようなポイントがあります。

・自然な甘み

 果物の糖分と少し加えた砂糖が発酵することで、甘さが角のないやさしい味に変化します。
 市販のジュースよりも後味がすっきりしていて、飲みやすいのが特徴です。

・栄養もプラス

 発酵の過程で乳酸菌や酵母が増え、腸内環境を整えるサポートが期待できます。
 ビタミンやミネラルも果物からそのまま摂れるのがうれしいところ。

・親子で作れる楽しさ

 作り方がシンプルで、仕込んだあとは毎日かき混ぜるだけ。
 発酵の様子を観察するのも自由研究のようで、子どもがワクワクします。

発酵ジュースの作り方(基本)

発酵ジュースは、特別な道具を使わなくても家庭で作れます。
ここでは基本の作り方をご紹介します。

🔹材料

・季節の果物(例:いちご、ぶどう、キウイ、みかんなど)…500g
・きび砂糖または氷砂糖…500g(果物と同量)
・密閉できる清潔な瓶(1L以上)

🔹手順

1.果物を洗って水分をふき取る

 皮ごと使う場合は、農薬や汚れをしっかり落とします。

2.瓶に果物と砂糖を交互に入れる

 層になるように交互に入れると、砂糖がまんべんなく行き渡ります。

3.ふたを軽く閉めて常温に置く

 完全密閉せず、軽く閉めるのがポイント。発酵でガスが出るためです。

4.1日1回かき混ぜる

 清潔なスプーンで全体を混ぜ、砂糖が溶けるようにします。

5.3〜5日で完成

 発酵が進み、甘酸っぱい香りがしてきたら完成。果実をこしてジュース部分だけ冷蔵保存します。

子ども向けアレンジ

完成した発酵ジュースは、そのまま飲むのもおいしいですが、子どもがより楽しめるアレンジもおすすめです。

・炭酸水で割る → 爽快感のある「発酵ソーダ」に。夏場にぴったり。
・牛乳や豆乳で割る → ヨーグルトドリンク風で、まろやかさアップ。
・ゼリーにする → 寒天やゼラチンで固めれば、おやつにも。
・かき氷シロップに → 夏祭り気分を自宅で楽しめます。

🔹注意点

発酵ジュースは自然な発酵を利用するため、少し気をつけたいポイントもあります。

・発酵期間が長すぎるとアルコールが発生する可能性があるため、3〜5日程度で完成させましょう。
・使用する瓶やスプーンは必ず熱湯消毒し、清潔を保ちます。
・完成後は冷蔵庫で保存し、1週間以内を目安に飲み切ります。
・乳児(1歳未満)には与えないでください(はちみつや未発酵の糖類の影響を避けるため)。

発酵ジュースが育む「食育」

発酵ジュース作りは、単なる飲み物作り以上の魅力があります。

・材料をそろえて仕込み、毎日観察して混ぜる
・そして出来上がったジュースを家族で味わう

この一連の流れは、子どもにとって「食べ物がどうやってできるのか」を知るきっかけになります。
また、発酵の仕組みや菌の働きを自然と学べる、立派な食育の時間にもなります。

まとめ

・発酵ジュースは、果物と砂糖を発酵させた自然派のジュース。
・甘みがやさしく、乳酸菌や酵母菌などの“良い菌”が摂れる。
・親子で簡単に作れるので、自由研究や食育にもぴったり。
・完成後は炭酸割りやゼリーなど、アレンジも豊富。

今年の夏は、おうちで発酵ジュース作りに挑戦してみませんか?
子どもと一緒に仕込み、発酵の変化を楽しみながら、涼しくておいしい時間を過ごせますよ。

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さいたま市(浦和駅)を中心に、宅配メインの腸活お弁当屋とキッチンカーを営業しています。 お弁当配達のご相談やキッチンカーの出店依頼など、各種お問い合わせは下...

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